● IN PRACTICE

Behind every challenge, there is a structure.

ブランドの課題は、表面ではなく構造に現れます

ここでは、私が現場で何を見て、どこから整え、どう形にしたのか。その判断のプロセスをまとめています。

Recruitment Branding / Practice

採用ブランディング

01|Recruitment Branding / Practice

 

— Reframing recruitment as a brand-led experience

採用という接点を、ブランド体験として再定義する

大三鋼機株式会社 WEBサイト
d3 Lab. WEBサイト

WEBサイト改修から始まる

コーポレート改修で整えたブランド軸が、採用にも自然に接続するよう設計

 
こちらの企業(d3 Lab.×大三鋼機株式会社)とは、まずコーポレートサイトの改修からご一緒しました。ブランドの軸や思想を整理し、企業全体としてどのように見せ、どの方向へ進むのか。その土台を整えたうえで、次のステップとして「採用サイトの再構築」に進む予定でした。
 
その過程で、採用フェアへの出展が急きょ決まり、採用サイトより先に “採用の世界観をどう示すか” を検討する必要が生まれました。
 
そこで、フェアに合わせた仮の採用サイトを制作し、採用フェア全体の企画・構成も併走する形で進めていきました。

 

Manufacturing × IT

企業の未来像を“採用体験”として翻訳する

 

— Translating manufacturing and IT into a recruitment experience
技術とITを、採用という体験へと翻訳する

 
日本の製造業が長年培ってきた技術と、グループ全体が積極的に進めている IT 化の取り組み。この二つの領域をどう結び、“これからの企業像” として求職者に伝えるかが、今回の採用設計の中心にありました。
 
新たに制作された Fortnite 内の工場空間 は、その象徴的な素材として機能しました。アナログな技術の蓄積と、IT 戦略の未来方向が自然に交差する場所として、企業が向かう姿勢を体験として伝えることができるからです。
 
私が行ったのは、この与件をただ視覚的に使うのではなく、製造業が持つ重みと技術力、そして IT 戦略の未来性を矛盾なく結び直し、採用というタッチポイントにふさわしい構造へと再編集すること でした。

採用展示会プラン
採用フェア 展示会

採用展示会プラン

Recruitment as a brand experience

採用を、ブランドの世界観が伝わる体験へ

 

ビジュアル、トーン、メッセージはすべて、コーポレート改修で定めたブランド軸に沿って再構成しています。
 
この採用フェアを「情報を並べる場」ではなく、企業の思想や温度が残る “ブランド体験の場” として再定義した結果、想定を上回る来場につながりました。
d3 Lab. WEBサイト

LP採用サイトが果たした役割

— Building a prototype to clarify direction
方向性の輪郭を最短距離で示す“試作品”として

 
採用フェアに合わせて制作した仮の採用サイトは、「採用におけるブランドの見え方」を、短いスパンで具現化するための役割を持っていました。
 
本来の採用サイトは、情報の構成 /文章の精度 / 導線設計 /求職者の判断基準など、多層的な整理が必要で、時間をかけて組み上げるプロセスになります。
 
一方で、今回制作した 仮サイト(LP 的構成) は、採用フェアの世界観とメッセージを、最もシンプルに、最も早く可視化するための“試作品” のような位置づけでした。
 
ビジュアルの強さがあるプロジェクトだったため、まずは仮サイトで「方向性の輪郭」を明確にし、企業側・求職者側の双方が直感的に理解しやすい形に落とし込むことができました。
 
また、この仮サイトを通して、採用で伝えるべき内容の優先順位や、フェアの企画とデジタルの表現をどう連動させるべきかが明確になり、これから着手する本編の採用サイトの設計に必要な前提を整えることができています。
 
採用サイト全体を作る前に、「ブランドの方向性」と「採用の構造」を可視化できたことが今回のフェア成功の大きな基盤になりました。

Personal Branding

パーソナルブランディング

02|Personal Branding Re-design / Practice

 

— Re-aligning work, expression, and position
仕事・表現・立ち位置を、内側から再配置する

 

パーソナルブランディング

表現の奥にある“構造”を見つけるプロセス

 
個人のブランディング相談で多いのは、「言葉が定まらない」「方向性に確信が持てない」という悩みです。
 
WebサイトやSNSの発信を整えたいという入口から始まることもありますが、紐解いていくと、実際には「自分やビジネスの軸が定まっていない」ことが原因である場合が多くあります。
 
これは、センスや努力の問題ではありません。
仕事・感性・立ち位置という “内側の構造”がずれたまま動いている ことに理由があります。
 
わたしは、1人社長や個人事業主の方と毎月併走しながら、それぞれの軸を見つけ、デザインや発信を具体的に整え、ビジネス全体の質や方向性を高めるサポートをしています。

内側の構造から “軸” を整える

— Understanding the inner structure
外側の見せ方ではなく、内側の構造から見直す
 

個人の活動や立ち位置を再設計するプロセスは、一度で完結するものではありません。対話と整理を重ねながら、複数回にわたることが自然な流れです。そうした実務プロセスをひとつの枠組みとして整理したものが「Personal Branding Re-design Program」 です。
 
このプログラムでは、外向きの肩書きや表現をいきなり決めるのではなく、
 

  • これまでの活動

  • 現在の状況

  • 違和感や迷い

  • 今後の方向性

 
を丁寧に整理し、個人の“内側の構造”を言語化するところから始めます。そのうえで、立ち位置やアウトラインを描き、外側の表現へとつなげていきます。
 
 

どんな人に向いているのか

— For those who seek alignment, not performance
“どう見せるか” ではなく “どう在りたいか” を軸にしたい方へ

 
このプロセスは、次のような方に向いています。
 

  • 個人で活動しているが、方向性に迷いがある

  • 発信や見せ方に違和感を感じている

  • 次のフェーズに合わせて立ち位置を整理したい

  • 自己演出より、自分らしい在り方を軸にしたい

 
外側の見せ方だけではなく、内側の“構造”を整えたい方のためのブランディングです。
 
 

プロセスと関わり方

— Designing the process with dialogue
対話を軸に、必要な深さだけ踏み込む

 
一度きりの整理として行う場合もあれば、
一定期間をかけて、思考や表現を再設計することもあります。
 
内容や関与の範囲は、状況を伺ったうえで柔軟に設計しています。必要に応じて複数回の対話を重ねながら進めていきます。
 

“すべてを決めるため”ではなく、“進むための線を描く”こと
Personal Branding Re-design Program は、そのための時間です